のれんに使われる様々な生地の種類

麻風スラブ

夏場に向けて特にのれん人気には火がつきます。
その中でも麻の素材を使ったのれんが欲しいという方は特に多いでしょう。天然素材


麻は涼感もあり涼しげな質感になっています。
麻で作りたい場合、いくつか大変な点が出てきます。


天然繊維の麻は価格もかかりますし、天然繊維のため綺麗に色が入らず、
染まらないことも多々あります。


また、一般的に麻の繊維には苧麻と亜麻という2種類の天然素材のことを言います。


この二つは繊維が固い、チクチクする、作れるデザインに制限がある、
製作に時間がかかる、製作面やデザイン面にも問題点が多数出てきます。


「それじゃあ麻では制作できないんですか?」そんなことはありません。
そんな方におすすめなのが麻風スラブになります。


麻風スラブとはポリエステル素材で作られた糸の間に隙間を作った透け感のある素材です。

「麻で作りたいけど価格が・・・」「色がうまく染まるか心配」という問題を全部解決してくれます。
安価に抑えられ、綺麗に染められ、デザインの制約もないので画期的なものとなっています。


透け感があるため風通しもよく、夏場のお部屋のインテリアに、お店の出入り口にと
使い方は様々です。また、最近ではお部屋のちょっとしたイメチェンにも大人気となっています。麻の質感


直射日光がつらい場所にはのれんをつけ遮光カーテンのように利用したり、
柄の綺麗なのれんは部屋に飾りおしゃれなインテリアとしても楽しめます。


特にアパートなどの一人暮らしの時などは洗面所に扉がない場合もあります。


そんな時はおしゃれなのれんで隠せば、仕切りや目隠しにも使えます。
のれんを購入、作る際、価格や色のことでお悩みの方は多数いらっしゃいます。


しかし、麻風スラブであれば価格も安く手に入りやすい、色も綺麗に染まり
インテリアやお部屋のイメチェンとしても使える、たくさんのメリットが出てきます。


これからの暮らしや日常生活に涼しげな麻風スラブを使って快適にお過ごしください。

 

世界最古の繊維作物と言われる「麻」の歴史

麻は世界最古の繊維作物といわれており、日本では既に縄文時代から麻織物があったことが遺跡調査の出土品で明らかになっています。

当時の出土品の麻は現在のものとは種類がことなり、苧麻と呼ばれるリョウメンシダ植物の繊維を用いて作られていました。

 

弥生時代に入ってから「魏志倭人伝」に麻紵の布という表記が出てきて、現在の一般的な流通品である麻が用いられるように
なったことがわかります。

 

麻は天からの授かり物という定義が用いられていた奈良時代になると、宮中儀式に用いる織物や天皇たちの衣の原料にだけ
使用されるようになり、一般市民の手にわたることのない高級な品物へと変貌を遂げます。

 

平安時代に記された枕草子では「なつそいを紡ぐ天の皇子」と歌われた句もあり、天皇の証である植物という位置づけに
なっていることが明らかです。

 

鎌倉時代には群馬県一体で亜麻の生産が行なわれるようになり、少しずつ庶民にも手が出る製品になり広まっていきました。

通気性がよく丈夫な特性は着物だけでなく、蚊帳や暖簾など日本の気候に合ったもので住まいのサポート役として役立ってくれています。

 

今日でも麻製の寝具などは夏場の蒸し暑さを逃し快適に眠りにつけると人気があります。